本文へスキップ

日本心理教育コンサルティングオフィシャルサイト


心理学講義・人材育成・カウンセリング
企業研修・講演・執筆・心理テスト作成

無気力の改善方法・心理学 counseling psychology

無気力の改善方法 やる気が起きない時の心理学・カウンセリングワンポイントアドバイス 

無気力の改善方法
日頃カウンセリングを行っていると、無気力や、やる気の低下に悩む人、実は少なくありません。

一時的にやる気が起きなくなったり、無気力になることは誰にでもあることなのですが、長期化してしまうと仕事や勉強、人生に支障が出てくるため望ましくありませんね。

心理カウンセラーの立場から、無気力の改善・やる気を高めることに繋がると考えられる方法を下記にまとめてみましたので、参考にしてみてください。


1.ストレッチをして筋肉を柔らかくしてみましょう。
身体・筋肉が柔らかく 身体が弾むように軽いと意欲も出てくるものです。その逆に身体が硬くて重いと動くのが億劫になります。朝晩のストレッチがおすすめですが、ヨガを行うのも良いと思います。ヨガは心身のバランスや自律神経を整えながら、身体を柔軟にする効果があります。また全身の血液の流れが良くなると気力が出てきます。ウォーキングなど無理のない運動の習慣も持つといいですね。


2.身体を暖めてみましょう。
寒くなると動きたくなくなるように、気温・体温が低いと無気力になることがあります。やる気が起きない時はお風呂に入るなどして身体を暖めてみましょう。(もちろん暑すぎてもやる気は落ちます)
低体温の方は養命酒などを飲んでみるのも方法です。


3.脳と心を元気にする栄養を採りましょう。
やる気が出ないのは脳と心のエネルギーが不足している状態です。人と話をしていて、この人と話すと元気になれる!とか、心地よいとか、この人と話すと疲れるとか、イライラするとかいう経験はないでしょうか。ちょっと大げさな言い方になりますが、私たちは人と会話をするだけで無意識にエネルギーの交換をしています。同じように、あの場所へ行くと落ち着くとか、わくわくするとか、その逆にあの場所へ行くとなんだか落ち着かないという場所がないでしょうか。私たち人間は場所や物からも無意識にエネルギーをもらっています。やる気を出すためにはやる気を出そう!という意気込みも大切ですが、なかなかそうもいかない時、パワースポットや自分が元気になれる場所に出向いてみるのも一つの方法です。また元気をもらえる人が身近にいたりするといいですね。やる気はエネルギーですから、常に補充を必要としています。


4.内発的な欲求を育てましょう。 
子どもの頃からいわゆる良い子で、親や周囲の言うままに育って来ると無気力になりやすいと言われます。何をすべきか、周りがどう思うかと考えるのではなく、あなたがどうしたいか、あなたが何をしたいのか、常に感じて行動する習慣を身に付けましょう。内観法などもおすすめです。

内発的動機と外発的動機

5.時には心のおもむくまま過ごしてみましょう。
自分の心に無理をしすぎたり、感情を抑圧することが多いと無気力になります。時には心のおもむくままに過ごして、心の流れをスムーズにしましょう。心に思い浮かぶことをひたすらノートや紙に書いて見るのも方法です。自律性解放運動などもおすすめです。


6.心のエネルギーの無駄遣いをやめましょう。
不安、心配、怒り、嫉妬、悩み・・このような感情は心のエネルギーを消耗させます。電気と同じように心のエネルギーの無駄遣いはやめましょう。瞑想や自律訓練などを行って、心を休ませる習慣も大切です。


7.小さなことでも構わないので成功体験を記録しましょう。
失敗の経験や自分の欠点を多く意識してしまうと無気力になります。自分がうまく出来たこと、成功したこと、誉められたことを記録して時々確認するようにしましょう。また自分を意識的に誉める習慣も大切です。

8.深呼吸をしたり、大きな声を出してみましょう。
スポーツ選手は試合の前などに大きな声を出して気合を入れます。大きな声を出すことにより脳と身体が覚醒され気力が出てきます。また声を出さない生活は呼吸が浅くなりやすいので無気力になる原因です。声が出せない時は深呼吸をしてみましょう。カラオケにいくのも良いと思います。


9.適度な緊張感を作り出しましょう。
人間は適度に緊張すると脳が覚醒され集中力が高まったり、意欲が高まります(ノルアドレナリンの作用)。服装やメイクをビシッときめて人前に出てみるのも方法です。また休み明けの月曜日や、長期休暇の後など、なかなかやる気が出てこないことがあると思います。休みの日にリラックスし過ぎると、副交感神経が優位になるため、筋トレをしたり、走ったり、緊張感を持たせ、交感神経を高める工夫をすると良いと思います。


10.目標は大きなものと、小さなものを。
いきなり大きな目標を達成しようとすると実現や達成がずっと先のことのように思えて、やる気が起きなくなってしまいます。やる気・モチベーションを維持するためにはまずは目の前の一歩一歩から始めてみましょう。小さな成功体験を積み上げていくことが大切です。


11.動いてみましょう。
車や乗り物は動き出す時に一番エネルギーが必要になりますが、一度動いてしまえば、後はそれほど大きなエネルギーは要りません。やる気が出ない時は、まず体を動かすようにしてみましょう。


12.自然に触れてみましょう。
無気力になってしまったのは、これまで少し無理な生き方をしてきたのが原因かもしれません。
一度自然の中に帰って、本来の自分を取り戻しましょう。気力の充実には自然に触れ合ってエネルギーを補充することも大切です。また少し早起きをして朝の太陽・日光を浴びてみるのもおすすめです。


13.新鮮な食品を食べるようにしましょう。
健康のためには旬な食材を食べることが良いという話を聞いたことがあると思いますが、とれたての魚などは生命のエネルギーに満ち溢れています。私たちは食材から栄養とともに、生命のエネルギーをいただいているのです。野菜やお肉も出来るだけ鮮度の高いものを食べるようにしてみましょう。
(※栄養をしっかり採ることは大切ですが、食べ過ぎも気力がなくなる原因となります)


14.ストレスを解消しましょう。
知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていると、無気力になってしまうことがあります。まずはご自分のストレスの状態を確認して、蓄積している場合は発散・解消などが大切です。簡易ストレスチェックはこちらのページにダウンロード版がございます。


15.体力をつけましょう。
どなたも経験があると思いますが、「今日はもう疲れちゃって何にもやる気がしない」ということ、あると思います。やる気は体力にも大きく関係しています。疲れた時は充分休むことも大切ですが、日頃から運動をしたり、体力・スタミナをつけておくことも大切です。


※ご不明な点や個別による詳しい改善策などはカウンセリングをご利用ください。


モチベーション開発セミナー


日本心理教育コンサルティング



無気力を改善するおすすめ講座・各種心理学情報

無気力の改善

 SITE information

・企業カウンセリング
・リーダー育成
・コミュニケーション
・モチベーション
・アンガーマネジメント
・メンタルトレーニング
・傾聴トレーニング


SEMINAR INFORMATION

リーダーシップセミナー

モチベーション開発

クレーム対応

集中力開発

イメージトレーニング

キャリアカウンセリング