ここのところ、各地でいじめや自殺、青少年の犯罪やパワハラ・企業による不正などが社会問題となり、道徳教育・モラル教育の重要性が見直されて来ました。
私が中学や高校生だった頃は、何かと言えば受験・受験で、道徳の時間は受験対策の時間に変更になることが多く、疑問を感じていた記憶があります。
中学生や高校生といった人間形成の重要な時期に、道徳やモラル・思いやりといった人が生きて行く上で大切なことをしっかりと学ぶことは非常に重要なことではないでしょうか。
しかし、道徳やモラル教育を授業や研修として行うことに難しさを感じる先生・ご担当の方も少なくないと思われます。
例えば、「嘘をついてはいけない」、「人を傷つけてはいけない」、「不正はいけない」
「いじめはしてはいけない」と教科書や言葉で教えるのはある意味簡単です。
しかし、これではあまり効果がないことは多くの方が感じていると思います。
なぜなら、多くの人は「人を傷つけてはいけない」、「いじめをしてはいけない」、
「悪いことをしてはいけない」と言ったことは言葉、頭では既に理解をしているのです。
しかし、イライラしていて、家族や人に当たってしまった
という経験はないでしょうか。
私たち人間は頭では「やってはいけない」とわかっていても、
ついやってしまうこと少なくありません。
その理由は人間の行動が頭ではなく、「心」や「感情」に支配されて
いるからです。
青少年による非行や犯罪の動機を調べてみるど、「ムシャクシャしていた」、「ストレスがたまっていた」、「家庭や学校で怒られた」、「上司に認めてもらえなかった」・・・このような心理状態・動機が背景にあることが少なくありません。
犯罪を犯してしまう人であっても、多くはそのことが「やってはいけないこと」だと頭では知っていても、それでもやらずにはいられない心理状態になってしまっているのです。
道徳・モラル教育を効果的に行うためには
いけないことを、ただ「いけない」と教えこむのではなく、
感情のコントロールや心のケアや、相手の気持ちを理解するといった、
心の部分を教育していくことが大切なのです。
※この講座では、各種学校のスクールカウンセラーでもあり、全国各地の学校・企業・自治体様より講義・研修依頼のある専門の講師が、道徳教育に役立つ心の教育を、様々な心理テストやワークを通じてわかりやすく・楽しく授業を行います。主な講義実績 お客様の声
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