「あの子は生まれつき頭がいいんだよ」
「あの人は生れ持っての才能に恵まれているんだよ」
人や子供の能力・頭の良さを語る時に、このような会話が良く聞こえてきます。
でも、本当に子どもや人の頭の良さ・能力は生まれつき決まってしまうのでしょうか。
少し前のことになりますが、生まれたばかりの「カバ」を訳あって人間が育て、大きくなったところで自然に帰そうとしたら、水を怖がってしまったという話をテレビで見ました。
カバは本来、水陸の両方で生活する動物です。
つまり遺伝的には泳ぐ力・才能を持ち合わせているはずです。
しかし、この事例からもご理解いただけるように、生まれつきどんなに能力や才能を持ち合わせていても、
その能力を伸ばすための適切な環境が与えられなければ、泳げない、つまり能力を発揮することは出来ないということなのです。
人間、子どもも、本来大人や親が知っている以上に様々な可能性、多くの潜在的能力を持って生まれてきます。
しかしこのカバの事例のように、その才能や能力に対して、適切な環境と刺激を与えてあげなければ能力を伸ばすことは出来ないのです。
幸いこのカバは、その後適切なトレーニングにより徐々に水に慣れ泳げるようになっていきます。
大切なことは生まれつきで全ては決まらないということです。
才能がないのではなく、才能や能力は誰にでも潜在的にはあるのです。
ただそれを引き出すためには、適切な環境と刺激を親や教師が上手に与えることが必要なのです。
そうすれば子供の能力・才能はどんどん開花していきます。
子どもの才能や能力を伸ばすためには
・親や教師の先入観・思い込みで能力を決めつけない
・親の願望だけで子供の将来の職業を決めつけず、本人を良く観察する
・幼いうちは活字より、自然環境の中で遊ばせる方が脳への刺激が大きい
(もちろん早いうちから活字に触れることは良いことですが、偏らないことが大切です)
・お勉強などの「頭」だけでなく、人付き合いや感性などの「心」、スポーツや運動など「体」、様々な体験・学びの機会を作る
・勉強、楽器、運動、楽しんで行う
このようなことを心がけておくことが大切です。
今出来ないことについても、「生まれつき」と嘆くのではなく、カバと同じように徐々に練習を重ねて出来るようにしていくことが大切です。
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