適応障害とは
会社や学校などの環境、社会生活にうまく適応することができず、そのストレスから心身に様々な症状があらわれて、仕事や学校生活を送るのが難しくなるストレス障害とされます。
ここ最近、適応障害と診断され仕事を休職する人などが増えているようです。
慣れない環境の下ではなかなか適応出来ず、人間は心身のバランスを崩しやすいものですが、わかりやすく例をあげるとすれば、熱帯地域で育った人が、突然、北半球の極寒地域に引っ越して生活したら、身体が慣れない、適応しきらなくて不調を来たしてしまいますよね。
少し意味合いが異なりますが、適応障害とはそんなイメージになります。
もっと身近なことでは、旅行に行くと眠れないとか、便秘になるとか、こういうのもある種、
新しい環境に身体や心が適応しきれていなくて、不調を来たしている状態です。
(実際に適応障害と診断されるケースでは暑い・寒いなどの物理的環境よりも、人間関係や職場・学校の雰囲気などが主な原因となるケースが多くあります)
では、適応障害の予防や改善のためにはどのようにしたら良いのでしょうか。
私の知り合いに、何処でも寝れる、トイレも何処でも大丈夫、何処でも生活できるという、大変たくましい人がいるのですが、その人は長年旅行の仕事をやっていて、添乗のため、寝る時間や起きる時間が不規則、寝る環境もトイレの環境も行った場所で様々、という生活を続けてきたため、現在のようなどんな環境でも大丈夫というたくましさが作られたようです。
つまり、子供の頃から、もしくは普段から日常的に、様々な環境や人・価値観・考え方の中で生活し、変化やいろいろな環境に慣れておけば、新しい環境に置かれても適応が早くなると言うことが出来ます。
逆を言えば、子供の頃から同じような一定の環境で生きてきた・あまり多くの人と接して来なかったという人の場合は、新しい環境に適応することがより難しくなると言えます。
改善のためにはまずはお医者さんに正しい処方をいただいて、休息することが大切かと思いますが、心や身体が回復をして来たら、自分自身を少しずついろいろな環境・価値・考え方に身を置いていくのが一つのポイントです。
人間・心や身体には長年置かれた環境に徐々に適応する性質があります。
ただ、熱帯育ちの人は、極寒地域で急に生活するのにはやはり、かなりの時間と難しさが伴います。
あまりに、身体的にも心理的にも今までと違い過ぎる環境にいると感じたなら、自分に合った環境を見つけていくのも選択肢の一つだと思います。
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