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■ケース1 学校・クラスの中に居場所が見つけられない。友達が出来ない。
近年の学生は子どもの頃から受験勉強やゲームなど一人でやることを長年続けてきたため、昔にくらべ人間関係を作ることが苦手な傾向にあります(方法がわからない)。この場合の対策としては、自己紹介ゲームや数人で行う協同作業を用意し、他の学生と話すきっかけを積極的に提供するなどの対策が必要です。自然に仲良くなるのを待っていてもそれが出来ない、仲良くなる方法がわからない学生が多くあります。入学後早い段階での対処が大切です。また教師や職員の方など気軽に話せる人・本人の居場所となる場が一つでも見つかると辞める確率は減少します。自分の教室や机など固定された場をしっかり設けることも重要です。
■ケース2 友達が出来ない。自分から話しかけることが出来ない。
子どもの頃から親や先生などに誉められた経験がほとんどなく、自己評価が低い、自信が持てないため、自分から人に話しかけることがなかなか出来ない場合があります。この場合の対策としてはその学生の良いところを先生や周囲の人が積極的に言葉にして自信を持たせることが大切です。「自信を持ちなさい!」「自分から話かけなさい!」などの言葉は、全く自信のない子には届かない場合があります。自信がつくことで、自ら積極的に動くようになっていきます。教育は子供の長所を見つけ育てることが大切です。
■ケース3 授業・学校に魅力を感じない。
もともと勉強嫌いな学生さんも多く存在することと思いますが、人間は犬など初めて接した時に、噛まれるなどの経験をすると一生「犬」が怖くなるなどの傾向があります(原体験)。そのため入学後間もない授業では、学ぶことが楽しい、素晴らしいという原体験をしてもらうことが大切です。始めに悪いイメージを持ってしまうと授業や学校を好きになることが難しくなります。特に最近の学生は「そんな大変な思いをしてまでもやりたいとは思わない」という言葉を口にします。厳しさより、いかに素晴らしいか、魅力があるかを伝えることが大切と思われます。
■ケース4 やりたいことが他にある
スポーツの分野で働きたい、美容の分野で働きたいなど、他に意識が向いてしまうと、若い学生は視野が狭くなりがちなため学校で学んでも役に立たないと考えてしまいます。このような場合はこの学校で学ぶことで、様々な職業的選択が可能になること、可能性が開けることを具体例で出来るだけ多く、また早い段階で提示することが大切かと思われます。卒業生の中に学生が憧れるような分野で働く方があれば、その方に学校で学んだことがどう活きたかなど話してもらうと良いでしょう。
※総じて、日頃からの学校内での他者との良好なコミュニケーションが少なくなるほど、中途退学者は増加する傾向にあります。特に一人でポツンとしている学生には積極的な声がけをしていただくことが大切と思われます。
※上記はカウンセリングの視点から見た一般的な対処方法です。参考程度にご活用ください。
日本心理教育コンサルティング
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