ここのところいじめやパワハラに関するニュース、またそういったことが原因と考えらえる自殺のニュースを耳にすることが少なくありません。
「いじめはやってはいけない」
恐らくどこの学校さんでも、教えていることだと思います。
そして、多くの人が「いじめはやってはいけない」
と頭(言葉)では知っています。
しかし、それでもいじめが後を絶たないのはなぜでしょうか。
その理由の一つは、人間の行動は「頭」ではなく「心」(感情) に支配されてしまうからです。
例えば、これ以上食べたら身体に良くない・太ってしまう・・と 頭でわかっていても、ついつい食べ過ぎてしまう・・・そんな経験多くの人がお持ちだと思います。
頭でわかっていはいても、「心」が一定の方向に向いてしまうと、なかなか抑制が効かなくなってしまうのです。
ではいじめを防ぐためにはどうしたら良いのかというと、「頭」でいじめはいけないと教え込むのではなく、「心」の教育をしっかりと行うことです。
心の教育とは、自分自身の性格や心の状態を理解したり、友達や他者の気持ちを理解したり、怒りを感じた時に上手に伝える力を身につけたり、感情をコントロールする力を身につける、などを意味します。
※注)心理教育・サイコエデュケーションとは・・・生徒に心理的なスキル(傾聴スキル、自己主張スキル攻撃性対処スキルなどの対人関係スキル)を教授することに焦点を当てた教育フレームからの広い意味でのカウンセリングアプローチ とされます。(学校心理学 誠心書房 他)
今、多くの学校教育の現場で行われているのは「頭」を中心とした教育です。
これだけでは、勉強が出来て一流大学に合格する子どもを育成することは出来ても、
人の気持ちを考えて行動出来る人を育てるには不充分です。
いじめを防ぎ、相手のことを思いやって上手に関わることの出来る人を育てるには、心の教育・ヒューマンスキル教育を早い段階から行うことが重要なのです。
この講座では、各種学校のスクールカウンセラーでもあり、全国各地の学校・企業・自治体様より講義・研修依頼のある心理学の専門講師が、いじめの仕組みや予防に役立つ心の教育を、様々な体験をしながらわかりやすく授業を行います。
協力 一般社団法人日本ヒューマンスキル教育推進協会(JAAHSE)
⇒主な講義実績 ⇒お客様の声
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