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記憶力が悪い・覚えられない心理educational psyshology


勉強しても覚えられない原因・記憶力が悪い  物忘れ・忘却と記憶の心理学  

覚えられない原因
一生懸命覚えようとして、毎日頑張っているのにちっとも覚えられない・自分は記憶力が悪い、、、

そんな風に感じている人少なくないと思います。。

中には、あまりに覚えらないので記憶障害などの病気や認知症の心配をする人もいらっしゃるようです。

なぜ私たちは頑張って勉強しても覚えられない、記憶出来ないのでしょう。。

覚えられない・記憶力が悪い・記憶が出来ないのは実は
「あること」が原因しているのです。


以前、ある地域でバスジャック事件が発生した時の話ですが、警察の方が当時バスに乗り合わせていた乗客の人に事情聴取を行おうとしたところ、一部の人がこう答えたそうです。

「全く思い出せない」 と。


その場にいたのに、なぜ思い出せないのだろう?。。警察の人たちは不思議に思いました。


一般に、私たち人間は強いストレスを受けると記憶の一部が思い出せなくなる傾向があります。

この理由にはいくつかの説明がありますが、心理学的解釈の一つは、辛い出来事を思い出すことは大変な苦痛を伴うため、苦痛によるストレスで、心や脳に過度な負担をかけないよう、記憶を無意識下に抑圧しているためと考えられています(防衛)。


多重人格症・解離性障害の人などは、幼少期に虐待を受けている人が多いのですが、そういった経験を思い出すことは大変な苦痛を伴うため、記憶を意識から解離すると言われています。


このように考えていくと、あなたが一生懸命勉強したことが覚えられない・思い出せなくなってしまうのは、、

「これ以上この人の脳に負担ストレスかけてはいけない」

と、無意識があなたの脳を守ってくれてるから と考えることが出来ます。


わかりやすく言うと、勉強することがストレスだと、脳はなかなか覚えてくれない、ということなのです。


試験本番などで緊張すると、勉強したことが思い出せなくなるのも、既にその人の脳がいっぱいいっぱいになっていますから、これ以上情報を増やして、脳に負担かけないため、と理解することができます。


勉強したことを記憶に定着させ、本番でもしっかり覚えたことを発揮するには、ストレスを解消し、楽しく学ぶということがとても大切になってくるのです。


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