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マイナス思考の改善方法  positive psychology


ネガティブ・マイナス思考の改善・克服方法 プラス思考になるための心理学ワンポイント 

プラス思考になる方法
マイナス思考を改善したい・・・

ネガティブを克服したい・・・

ポジティブな考えが出来るようになりたい・・・

そう思いながらも、なかなか変われずにネガティブな考えに悩まされている人も少なくないことと思います。

そんな方のために!!マイナス思考・ネガティブ思考を改善するための心理学的なワンポイントアドバイスを、専門の心理カウンセラーがまとめてみました。


こちらの書籍でもネガティブの改善方法について解説しています。




目次

0.なぜ人はマイナス思考になるのか?!

1.思考は記憶から作られる 心のコップにプラスの情報を注ぎ込もう

2.ポジティブ・プラス思考を定着させる方法

3.ポジティブな人と接するようにしてみよう マイナス思考の改善

4.繰り返しによって思考のフォーメーションを変える 脳にポジティブ回路を形成する

5.プラス思考になろうと努力しても変われない原因?!

6.努力しないでプラス思考になる方法?!

1.思考は記憶から作られる 心のコップにプラスの情報を注ぎ込もう


ネガティブ・マイナス思考を改善するために、まず知っておいて欲しいことは、、
私たちの思考は「記憶」から作られるということです。


例えばこんな実験を想像してみてください。


Aグループの人には「日本の景気は良くなる」と書かれた10人の専門家のコラムを読んでもらいます。

Bグループの人には「日本の景気は悪くなる」と書かれた10人の専門家のコラムを読んでもらいます。



10のコラムを読み終えたところで、それぞれのグループの人に、
「日本の景気は今後どうなると思いますか」 と質問をしてみます。


この時、よほどその人が政治や経済について詳しい、自分の信念が強いという人でなければ、

Aグループの人は 「景気は良くなると思う」
Bグループの人は 「景気は悪くなると思う」

と答える可能性が高いかと思います。


このように私たちの思考は、自分が持っている知識や情報、、
つまり 「記憶」 から作られます。


記憶をコップだと思って考えてみてください。


あなたの記憶のコップの中に、プラスの知識・情報が沢山入っていれば、そこからあふれ出てくるのはプラスの考えです。

しかし、コップの中にマイナスの知識・情報が沢山入っていれば、そこからあふれ出るのはマイナスの考えです。


プラスの考えが自然とできるようになるためには、日頃からプラスの知識・情報を積極的に吸収して、記憶のコップをプラスの情報でいっぱいにしてあげることがポイントです。

その逆に事件や事故などばかり報道するニュース頻繁に見たり、失恋ソングをやたらと聞いたり、不幸や悲劇を扱った本や映画などを見てばかりいると、どうしても発送がネガティブになりやすくなるので注意が必要です。


ネガティブ改善セミナー YouTube

2.ポジティブ・プラス思考を定着させる方法


子どもの頃テスト勉強をする時、教科書の大事なところを覚えたい場合に、

・赤線をひっぱったり

・別のノートに書き写したり

・繰り返し唱えたり


このようにして記憶をした人も多いと思います。


この繰り返しによって、試験で問われた時にさっとその答えが出てくるようになっていく訳ですが、、、

何かあった時に、頭の中からプラスの考え・マイナスの考えのどちらがさっと出てくるかは、
記憶の中にしっかりと定着をしている方の考え方になります。


あなたの記憶の中にはプラスの考えがしっかりと定着していますか?

それともマイナスの考えでしょうか?


ネガティブを克服し、プラス思考を身につけようとする時は、勉強する時に使ったこの方法を使うのが効果的です。


まずはプラス思考等について書かれた本(教科書)や良書と呼ばれているものを読みましょう。


そして、読んでいて 「ここは大事だな」 「なるほどそうだな」 「こう考えるといいのか」

など、大事だなと思ったことは

赤線をひき、別のノートに書き写し、繰り返し唱えてください。


また試験の前に、書き写したノートを何度も確認したように、

気が付いたら、そのノートを開き繰り返し読み返しましょう。


持ち運びしやすいノート や、スマートフォン などに書き込んで頻繁に確認すると一層効果的です。


この繰り返しによって、プラスの考え方が記憶や脳の回路に定着をしていきます。


また学んだことは人に話すことで一層自分の知識になるように、プラスの考えを人に話してみることも大切です。


あなたは心配性?!

3.ポジティブな人と接するようにしてみよう マイナス思考の改善


先ほど、10人の専門家に「日本の景気は悪くなる」と言われたら、よほど自分の考えがある人でなければ、そう考えるようになる可能性が高いというお話しました。

私たちの考え方は誰かしらの影響を受けて形成されますが、自分の考え方への影響は「誰」の話を聞いたか、とういうことと、「何度」その話を聞いたかということで変わってきます。


例えば、飲み屋の隣で酔っぱらって大声を出して語っていたおじさんの話を一度聞いたということでは
あなたの考えにそれ程大きな影響は与えないかもしれません。


しかし、自分の考えがまだ出来ていない幼いうちに、親や兄弟など身近な人が、
繰り返し「人生なんかうまくいく訳ない」などと、マイナスの考えを口にしていたらどうなるでしょう。


そうです。多くの場合マイナスの考えが身に付いてしまうと思います。


幼い時の親や兄弟・先生などの影響は非常に大きく、自分の考え方を無意識に形成していきます。


ではプラス思考になるためにはどうしたら良いのかというと、過去は今更変えられませんが、
これから接する人はポジティブな考え方の人を選ぶようにするということが大切です。


もし、あなたの今の恋人や夫・妻、親しい友達、尊敬する上司、先生がプラスの考え方の持ち主なら、あなたは接するうちにプラスの考え方が出来るようになっていくはずです。


しかし、その逆もしかりで、もし今のあなたの恋人や夫・妻、親しい友達、上司、先生が
マイナス思考の持ち主なら、あなたはその人と接するほどにマイナスの考え方の影響を受けいきます。


心を鍛える方法

4.繰り返しによって思考のフォーメーションを変える 脳にポジティブ回路を形成する


さて、これまでプラス思考になるためには、良い本を読み、「そうだよな」と思ったところには線を引き、別のノートに書き写し、繰り返し読むことが大切とお話して来ました。

こうお話するのは、他にも科学的根拠があります。

エビングハウスの忘却曲線という記憶の仕組みを説明する理論があるのですが、

これによると・・・人が新しいことを学んで、そのまま復習等何もしないと数十分程度で忘却が始まり、、1日経つとかなりの部分は忘れてしまい、思い出すことが難しくなるということなのです。
(実験は無意味な音節を記憶した場合とのことですが。。。)


つまり、プラス思考に関する良い本を読んで「そうだよなぁ」と思ったとしても、その後いわゆる復習など特別何もしなければ1日後には大部分忘れてしまうということです。


よく、勉強したらその日のうちに復習といいますが、そうしないと記憶・思考へなかなか定着しないという訳です。


スポーツ選手はフォーメーションの改善を行う時、何度も何度もしつこいぐらい同じことを繰り返し、
同じ動きを「身体」に徹底的に覚えこませていきます。


思考の癖、フォーメーションを変化させていく場合も同じようにとことん?!「繰り返す」ことが大切なのです。


電話番号などを空で覚える時、その場で何度も口で唱えますよね。


繰り返して繰り返して浸透していくと、それはやがて自分のものとなっていきます。


(本は三回読みなさいと言われる所以の一つもこの辺りにあります。)


なりたい自分に近づく イメージトレーニング


5.プラス思考になろうと努力しても変われない原因?!


先ほど思考のフォーメーションを変えるためには、繰り返し復習することが大切とお話いたしました。

こんな相談もよく受けます。

「プラス思考になろうと思って少し頑張ってみたけど、なかなか変われない。。。」


多くの人はポジティブに考えることの大切さを理解し、自分を変えようと何度か実践をしてみます。


しかし、やっぱり無理と言って挫折してしまう人も少なくありません。


私も学生の時に、自分のネガティブを変えたいと思って何度か思いつくことをやっていましたが、最初は挫折を繰り返し、すぐマイナス思考に戻ってしまっていました。。


ここでポイントとなるのは、思考の癖・フォーメーションを改善するのは、
「箸の持ち方を改善するようなもの」だと言うことです。



箸の持ち方を子供の時にしっかり教えてもらえず、通常と異なる持ち方で覚えてしまうと、大人になってからもそのまま食べている人を時々見かけたりしますよね。


そのような人も恐らく、どこかの段階で正しい持ち方に変えようと何度かトライしてみたことがあるはずです。


でも、正しい持ち方が身に付かず、結局もとに戻ってしまう。。。


これははぜかと言ったら、子供のころからずっと繰り返して来た持ち方は体に染み込んでいますから、考えなくても自然と出来るので「楽」なのです。


新しい持ち方は初めのうちは、頭で考えて、身体をコントロールするので、ストレスを感じるため、多くは疲れてしまい挫折をしてしまうのです。



プラス思考を実践しようとする時も同じです。初めは考えながら思考を選択していくので、心や脳にストレス・負担がかかり、疲れるような気がします。昔から繰り返して来た、マイナスの考え方が「こっちの方が楽だよ」と足を引っ張ります。



野球選手はオフシーズになると、来シーズンにより良い成績を出すために、バッティングや投球のフォーメーション改善を行ったりします。


しかし、その時の反復の量と時間と言ったら相当なものです。


彼らは身体に新しいフォームが身に付くまで、考えなくても自然に出来るようになるまで、徹底的に繰り返して、身体に染み込ませていきます。


考えて行うレベルから無意識に行えるレベルまで練習を続けるのです。


このくらい徹底して行うと、思考のフォーメーションの改善も数か月で出来ますが、なかなかそうもいかない場合は、スポーツ選手たちの意識を念頭に置きながら、一日数分でも構わないので、あきらめず繰り返すことが大切です。


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6.努力しないでプラス思考になる方法?!


思考は記憶から作られるとお伝えさせていただきましたが、もう一つ私たちの思考の大元となっているもの、それは「言葉」です。


今、プラス思考を身につけようと頑張っている人は恐らく、英語を習いたての頃のように考えながら一生懸命プラス思考になろうとしていると思います。


では、その思考の大元となる言葉、日本語を話す時に、まず主語が来て、次に動詞が来てと、文法を考えながら話しているでしょうか?


恐らくそうしている人はほとんどいないはずです。


では、日本語はなぜ、考えなくてもスラスラと出てくるのか。


もう一つ、日本語を一生懸命身につけようと意識的に努力をされた人もほとんどいないはずです。


では、なぜ日本語がいつの間にか身についたのか。



それは、生まれた時から日本語をシャワーのように聞き続けて来たからです。


音楽も繰り返し聞き続けていると、自分の意識とは関係なくいつの間にか頭の中でループしていることがあると思います。


聴覚的に繰り返し聞き継けていると、脳は無意識のうちに学習・記憶します。


つまり、プラス思考や英語を身に着けようとと思ったら、耳・聴覚から繰り返し聞き続けるというのが一つの方法となります。


更にこの方法の良いところは、読書と違い、他のことをしながらも出来るというところにあるかと思います。

私自身も活用しましたが、市販のオーディオブックなどの中で良書と呼ばれるものを音楽のように流して何度も聞き続けるうちに、次第にプラスの考え方が自然と出来るようになっていきます。


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