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叱ると怒るの違い 教育心理学 anger management


親と教師のためのアンガーマネージメント・怒りの感情制御 心理学から見た叱ると怒るの違い 

叱ると怒るの違い
「教師による暴言で不登校に」

「教師の一言で不登校に」

少し前のニュースにこんな見出しが掲載されていました。


皆さまは子どもの頃、何だかよくわからない理由やささいなことで、親や先生にひどく怒られた経験、ありませんか?

その逆に子どもの立場から見たら何だかよくわからない理由やささいなことで感情的に怒ったりしていませんか?


私の経験を話して恐縮ですが、中学生だった時に授業中洋服の袖をまくろうと腕を少しあげたら、
先生は挙手をしたと思ったらしく、そうでないことを伝えると・・・

「紛らわしいことをするんじゃないよ!」

と大きな声でひどく怒られたことを今でも覚えています。


今思えば何故そのくらいのことであんなに激しく怒られる必要があったのか疑問ではありますが(汗);、、

私の経験はさておき、日頃カウンセリングをしていると、教師や親が自分の機嫌や虫の居所によって、
よくわからない理由や、ささいなことで怒鳴ったり怒ったりしたことで、心に傷を負ってしまったり、
そのことが原因で学校に行けなくなってしまったというケースも決して少なくありません。


子どもの心はとても純粋です。


あの時、親や先生に言われたひとことを、大人が考える以上に、子どもは覚えているものです。



子育てや教育の場で子どもを「叱る」こと・注意することは時に必要です。


しかし、子どもの目線から見て理由がはっきりしないことに対して、感情的に「怒る」ことは教育上望ましいとは言えません。


「叱る」とは子供や相手のための行動ですが、「怒る」とは自分の感情を発散させる行動です。



子どものためを思って、これは伝えなくてはいけないと思って言うのは「叱る」です。

しかし、自分が気に入らないからという理由から感情的に言うのは「怒る」ことです。

少し乱暴な言い方ですが、叱るのは相手のため、怒るのは自分のための行動です。



誰しも人間ですからもちろん完璧にはいかないものですが、親や教師など、人に何かを教え育てる立場にある人は、

最低限感情をコントロールする力、アンガーマネジメント力を身につけ自分の虫の居所の悪さから子供に対して「怒る」

ということは出来る限り避けたいものです。



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